This is an archive of past FreeBSD releases; it's part of the FreeBSD Documentation Archive.

基礎知識

13.2. 基礎知識

13.2.1. i18n/l10n とは?

開発者たちはしばしば, internationalization を縮めて i18n と表記します. 18 は internationalization の最初と最後の間の 文字数です. l10n も同じ命名法を用いて "localization" を縮めています. これらを合わせて, i18n/l10n された (すなわち国際化/地域化された) 手法, プロトコル, アプリケーションは, 自分達の好みの言語を 使うことを可能にしてくれます.

国際化されたアプリケーションはライブラリとして国際化キット を用いてプログラミングされています. これは開発者が単純なファイルを書いて, 表示されるメニューやテキストを各国語に翻訳できるようにしてくれます. プログラマのみなさんには, これらの方法を利用することを強く推奨します.

13.2.2. なぜ i18n/l10n を使わなければいけないの?

英語以外の言語を見たり, 入力したり, 処理したりする場合はいつでも, i18n/l10n が使われます.

13.2.3. i18n で使えるようになる言語には何があるの?

i18n や l10n は FreeBSD に限った話題ではありません. 現在では, 世界中の主要な言語のほとんどから選ぶことができます. 例えば中国語, ドイツ語, 日本語, フランス語, ロシア語などが ありますが, これらに限定されるわけではありません.