This is an archive of past FreeBSD releases; it's part of the FreeBSD Documentation Archive.
原作: Andrey A. Chernov <ache@FreeBSD.org>.
KOI8-R エンコーディングの詳細については, KOI8-R References (Russian Net Character Set) を参照してください.
以下の行を ~/.login_conf に追加してください:
me:My Account:\ :charset=KOI8-R:\ :lang=ru_RU.KOI8-R:
ロケール を 設定する際の例については, この章の前の方を参照してください.
以下の行をカーネルコンフィグファイルに追加してください:
options SC_MOUSE_CHAR=0x03
/etc/rc.conf で以下のように 設定してください:
keymap="ru.koi8-r" keychange="61 ^[[K" scrnmap="koi8-r2cp866" font8x16="cp866b-8x16" font8x14="cp866-8x14" font8x8="cp866-8x8"
ここで, ^[ は本物のエスケープ文字を /etc/rc.conf に直接入力すること表しています. '^' と '[' という文字を続けて入力するわけではありません.
/etc/ttys の各 ttyv* エントリにおいて, 端末タイプとして cons25r を指定してください.
コンソールを設定する際の例については, この章の前の方を参照してください.
ロシア語用の文字を搭載したプリンタはほとんど ハードウェアコードページ CP866 を使っているため, KOI8-R から CP866 への特殊な変換フィルタが必要となります. このフィルタはデフォルトで /usr/libexec/lpr/ru/koi2alt に インストールされています. ロシア語用のプリンタの /etc/printcap エントリは以下のようになります:
lp|Russian local line printer:\ :sh:of=/usr/libexec/lpr/ru/koi2alt:\ :lp=/dev/lpt0:sd=/var/spool/output/lpd:lf=/var/log/lpd-errs:
記述の詳細については printcap(5) を参照してください.
以下の fstab(5) エントリの例は, マウントされた MS-DOS ファイルシステムにおいてロシア語ファイル名を 使えるようにします:
/dev/ad0s2 /dos/c msdos rw,-W=koi2dos,-L=ru_RU.KOI8-R 0 0
-W オプションと -L オプションの詳細については, mount_msdos(8) を参照してください.
まず X 以外のロケールの設定を行ってください.
/usr/ports/russian/X.language ディレクトリに移動し, 以下のコマンドを実行してください:
# make install
上記の port は最新版の KOI8-R フォントをインストール します. XFree86 3.3 には既に KOI8-R フォントが含まれていますが, こちらの方がより良く拡縮されます.
/etc/XF86Config ファイルの "Files" セクションをチェックしてください. 既存の FontPath エントリの前に以下の行を追加しなければなりません:
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/cyrillic/misc" FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/cyrillic/75dpi" FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/cyrillic/100dpi"
もし高解像度のビデオモードを使っている場合には, 75 dpi と 100 dpi の行を入れ替えてください.
ロシア語のキーボードを使えるようにするには, 以下の行を XF86Config ファイルの "Keyboard" セクションに追加します:
XkbLayout "ru" XkbOptions "grp:caps_toggle"
また, XkbDisable が無効 (コメントアウト) になっていることを確認してください.
ロシア語/ラテン文字の変更は CapsLock で行います. 従来の CapsLock の機能は Shift+CapsLock で使うことができます(ラテン文字モードの時のみ).
キーボードに "Windows" キーがあり, ロシア語モードでそのキーにいくつかの非英字キーが 割り当てられているようなら, XF86Config ファイルに以下の行を追加してください:
XkbVariant "winkeys"
Note: ロシア語の XKB キーボードは古いバージョンの XFree86 ではうまく動かないかも知れません. 詳しくは前述の 注釈を参照してください. ロシア語の XKB キーボードは, 地域化されていないアプリケーションでもうまく動かないかも知れません. 地域化されたアプリケーションは少なくともプログラムの最初の方で XtSetLanguageProc (NULL, NULL, NULL); を呼び出すべきです. X11 アプリケーションを地域化する方法については, KOI8-R for X-Window を参照してください.
FreeBSD-Taiwan プロジェクトには, 多くの /usr/ports/chinese/* からのアプリケーションを利用した, FreeBSD の国際化/地域化のためのチュートリアル http://freebsd.sinica.edu.tw/~ncvs/zh-l10n-tut/index.html を提供しています. zh-l10n-tut の編集は Clive Lin <Clive@CirX.org> が担当しています. freebsd.sinica.edu.tw から 以下のコレクションを cvsup することもできます:
コレクション | 説明 |
---|---|
outta-port tag=. | 中国語のベータ版 Ports Collection |
zh-l10n-tut tag=. | BIG-5 Traditional Chinese 向けの FreeBSD 地域化チュートリアル |
zh-doc tag=. | BIG-5 Traditional Chinese 翻訳版 FreeBSD 文書 |
Chuan-Hsing Shen <s874070@mail.yzu.edu.tw> は FreeBSD-Taiwan の zh-l10n-tut を使って Chinese FreeBSD Collection (CFC) を作成しました. パッケージとスクリプトは ftp://ftp.csie.ncu.edu.tw/OS/FreeBSD/taiwan/CFC/ から入手できます.
Slaven Rezic <eserte@cs.tu-berlin.de> は FreeBSD マシン上でウムラウトを使うためのチュートリアルを書きました. チュートリアルはドイツ語で書かれており, http://www.de.FreeBSD.org/de/umlaute/ から入手できます.
日本語に関しては http://www.jp.FreeBSD.org/ を, 韓国語に関しては http://www.kr.FreeBSD.org/ を参照してください.
FreeBSD の一部を他の言語に翻訳してくれている人たちがいます. これらは メインサイトのリンクを辿るか /usr/share/doc から入手できます.