This is an archive of past FreeBSD releases; it's part of the FreeBSD Documentation Archive.

アプリケーションのインストール: Ports Collection

Chapter 4. アプリケーションのインストール: Ports Collection

Table of Contents
4.1. この章では
4.2. Ports Collection の利用
4.3. トラブルシューティング
4.4. 高度な話題

改訂: Jim Mock 、 1999 年 11 月 22 日

原作: さまざまな人々

4.1. この章では

FreeBSD Ports Collection を利用することで、 非常に幅広いアプリケーションのコンパイルとインストールを 最小限の労力で行なうことができます。

それは普通スケルトンと呼ばれる、 アプリケーションを FreeBSD 上でコンパイルしインストールするために必要となる最小限のファイルのセットで構成されてます。

やってみたことのある方はよくご存知でしょうが、 オープンな規格とは全くの誇大広告であって、 あるプログラムを異なるバージョンの Unix 上で動作させることは退屈で手間のかかる仕事です。 求めているプログラムが自分のシステムでうまくコンパイルでき、 正しいところにインストールできて完璧に動作するとしたらとてもラッキーなのですが、 あいにくこれは滅多にないことなのです。 ほとんどのプログラムについてあなたは髪を掻きむしることになるでしょうし、 かなりのプログラムでは、白髪混じりの頭になってしまったり、 あるいは慢性の脱毛症にすらなってしまうかもしれません…。

Ports Collection の基本的なアイディアは、 適切に動作させるために必要な複雑な手順のすべてを取り除き、 インストールを簡単で楽な作業にすることにあります。 Ports Collection を利用すれば、大変な作業は必要ありません。 Ports Collection に含まれる ports は、 単に make install と入力するだけでインストールできるのです。