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パッキングリストの自動生成

Chapter 17. パッキングリストの自動生成

まず, あなたの port に PLIST がないことを除いて完全なことを確認して, 空の PLIST を作ってください.

    # touch PLIST

次に, あなたの port をインストールすることができるディレクトリ階層を新たに作成してください. また, 依存するものをインストールしてください.

    # mtree -U -f /etc/mtree/BSD.local.dist -d -e -p /var/tmp/port-name
    # make depends PREFIX=/var/tmp/port-name

このディレクトリ構造を新しいファイルに保存してください.

    # (cd /var/tmp/port-name && find * \! -type d) > OLD-DIRS

もしあなたの port が PREFIX にちゃんと従うなら, ここで port をインストールしてパッキングリストを作ることができます.

    # make install PREFIX=/var/tmp
    # (cd /var/tmp/port-name && find * \! -type d) > pkg/PLIST

新しく生成されたディレクトリはすべてパッキングリストに追加する必要があります.

    # (cd /var/tmp/port-name && find * -type d) | comm -13 OLD-DIRS - | sed -e 's#^#@dirrm#' >> pkg/PLIST

最後に, パッキングリストを手で整える必要があります. 完全に自動化されていると言ったのはうそです. マニュアルページファイルはパッキングリストにではなく, port の Makefile 中の MANn に記述しなければなりません. ユーザ設定ファイルは削除するか filename.sample としてインストールされなければなりません. また info/dir ファイルはリストに含めず, info ファイルに記述されているように, 適切な install-info 行に追加しなければなりません. port によってインストールされるライブラリは, ldconfig の節で示したように記載されるべきです.

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