This is an archive of past FreeBSD releases; it's part of the FreeBSD Documentation Archive.

3 分間 porting

Chapter 2. 3 分間 porting

Table of Contents
2.1. Makefile の作成
2.2. package 記述ファイルの作成
2.3. チェックサムファイルの作成
2.4. port のテスト
2.5. portlint によるチェック
2.6. port の提出

この節では, 簡単な port の方法について説明します. 多くの場合これ では不十分ですが, まあうまくいくかどうか試してみて損はないでしょ う.

まず, 元の tar ファイルを DISTDIR に置きます. デフォルトは /usr/ports/distfiles です.

Note: 以下では, ソフトウェアがそのままコンパイル可能なことを仮定しています. つまり FreeBSD マシンで動かすために, 変更がまったく必要ないという意味です. もし何か変更が必要な場合には, 次の節も参照する必要があります.

2.1. Makefile の作成

最小限のMakefile は次のようなものです.

    # New ports collection makefile for:	oneko
    # Date created:	5 December 1994
    # Whom:		asami
    #
    # $FreeBSD$
    #
    
    PORTNAME=	oneko
    PORTVERSION=	1.1b
    CATEGORIES=	games
    MASTER_SITES=	ftp://ftp.cs.columbia.edu/archives/X11R5/contrib/
    
    MAINTAINER=	asami@FreeBSD.org
    
    MAN1=		oneko.1
    MANCOMPRESSED=	yes
    USE_IMAKE=	yes
    
    .include <bsd.port.mk>

おわかりでしょうか. $FreeBSD$がある行の内容については, 気にしないでください. これはこのファイルが ports ツリーに書き込まれるときに CVS によって自動的に書き込まれます. もっと詳しい例が見たければ, Makefile のサンプルの節をご覧ください.

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